天気 :曇り途中からガス
メンバー:ひとり
行程 :須走口5合目4:30→太陽館8:20→御来光館12:10→(スノボ+歩き)→須走口5合目場15:00
5年以上寡雪な富士山、モチ低下に加え、天気や自身の都合などで久々ご無沙汰でしたが行ってきました。
1500m登って1500mの滑走、すなわち1000mの歩荷アルバイト、ガスガスで登頂も諦めたけどマジで「行って良かった」が素直な感想でした!
平日で人もおらず途中気温も下がってアイスバーンにならないか等、慎重になりすぎてペースが大幅に落ちてしまったけど、
いざ滑ってみれば雪は最高のザラメ!もっとどっしり構えて登ればよかったなあと思いました!
やっぱし東京近郊に住んでいる限り締めの雪山は富士山ってゆうのがしっくりくる。
来年もまた来ようと思いますが、今年は久々3シーズン中にトレーニングも兼ねて登りたいと思いました。
今更ながら富士山、意外と好きかもです!
かなり久しぶりな須走口からの富士登山ある。
しかしながら以前にも増して5月の富士の残雪が大きく減ってしまった感が否めない。
明るくなりはじめてボードを担いで歩き始めた矢先、ボードがあまりに重過ぎると感じつつ雪のない登山道を黙々と歩き続けた。
山での体力消耗は足よりも荷物の重さに起因することを沢登り等で痛感している。
来シーズンは金がかかっても冬山の軽量化が必須だろう。
この日は自衛隊の演習が想像以上に激しく、朝から戦車の大砲がバンバン轟きぱなしだった。
調べたところミリタリーマニアに大人気の富士山火力演習を来週に控えているようであった。
太陽館からアイゼン装着する、それにしてもここまでで体力を大分消耗した感がある。
ここで眠くなって30分の仮眠をとった、高山病だろうか。。。
さらに空が急にガスり始め、山頂部が雲で覆われ、気温も下がりだしてきた。
富士山で一番気にするべきは雪の緩み具合であるが、富士山は環境が他の山と違い過ぎて、普通の雪山での経験をあまり参考にすることができない。
特に5月上旬はカチカチ山になっていることも多く、その場合大変危険で、今日登ってる途中で斜面がアイスバーン化したなんてことになったらたまったものじゃない。
自分はポジティブ思考が取り柄だが、何だかこの日は気分だろうか頭の中で懸念ばかりが増幅してしまい、この先の行動が慎重になりすぎてしまった。
それに合わせてモチベーションも一気に低下してしまった。
少しでも先に進もうと自分自身を鼓舞するも、今までの体力的疲労もあってペースが一向にあがらない...。
時間もかなり押してしまっていたので御来光館で敗退を決定した。
さて、滑走は、ガスガスで雪質も少し硬めに感じていたので滑り出しは正直不安であった。。。
しかしいざ滑りだすと雪は砂交じりの超絶ザラメで快適安全そのものであって、いままでの自分の不安は完全な杞憂となった。
滑走はあっというまに終了、あとは重いボードを担いで足回りが泥まみれになりつつ登山道を1000m下降するのみである。
終ってみれば富士山なので板は砂で傷だらけになってしまうも、この記録を作成してる今。は来年はリベンジするぞって気持ちでいっぱいである
これで2021/22シーズンのスノボは終了となった!